ジャンボタニシによる稲への被害を食い止める、「卵塊粉砕駆除機」誕生
西日本から関東を中心に年々増加しているジャンボタニシ。卵の段階で駆除していかないと次々と増えていき駆除が難しくなっていきます。しかし卵も数が多く卵自体の駆除も時間がかかってしまいます。そこで安全かつ効率の良い卵駆除作業を行うためジャンボタニシ卵粉砕駆除機「貝撃」が誕生しました。
ジャンボタニシとは
ジャンボタニシ(正式名称スクミリンゴガイ)は外来種の1種でタニシとついているけど日本のタニシとは異なる巻貝の1種となります。
稲がまだ小さいうちにどんどん食べていくため収穫量に大きく影響が出る食害被害を出してしまいます。在来種のタニシは卵胎生ですがジャンボタニシは卵生でタニシに比べ寒さに弱く東日本では越冬することが難しいため被害が太平洋側の西日本、九州地方などに特に生息しているという情報があります。
ジャンボタニシの強大な繁殖力
ジャンボタニシは繁殖力がとても強く4月~10月の夜間に卵を産みます。産卵期間の間に数千個の卵を産むとされており産卵後2~3週間で孵化します。稚貝の成長も早く2ヶ月程度で成貝になるとされています。ジャンボタニシの卵はピンク色をしていて大きな塊になっています。その孵化までの速さから対応が遅れてしまうとあっという間にジャンボタニシが増殖してしまいます。
手間のかかってしまうジャンボタニシの卵への対処
ジャンボタニシは繁殖力がとても強く4月~10月の夜間に卵を産みます。産卵期間の間に数千個の卵を産むとされており産卵後2~3週間で孵化します。稚貝の成長も早く2ヶ月程度で成貝になるとされています。ジャンボタニシの卵はピンク色をしていて大きな塊になっています。その孵化までの速さから対応が遅れてしまうとあっという間にジャンボタニシが増殖してしまいます。
ジャンボタニシ卵粉砕駆除機貝撃
そんな卵の駆除に手間がかかり被害が増加しているジャンボタニシによる稲の被害をなんとかしたいとのお客様の声をもとにジャンボタニシ卵塊粉砕駆除機「貝撃(かいげき)」を開発しました。
刈払機のアタッチメントとして取付け使用することができます。
- 貝撃は破砕ウイングを高速回転させることでジャンボタニシの卵塊を破砕、また、水中に落とす効果があります。ジャンボタニシの卵は水に弱く水中では孵化しなくなるので効率の良い駆除が可能です。
- 破砕ウイングは柔軟性もあるので稲にウイングが当たっても稲を傷つけることなく卵塊だけを破砕することが可能です。
- 4枚の破砕ウイングが卵塊を確実に除去します。
- 貝撃は刈払機に取り付けて使用するため専用に新しく機材を購入する必要もなく無農薬での駆除になるので、環境にやさしくコスト削減にも期待できます。
貝撃を使用時の注意点
ジャンボタニシの卵には毒性があるため貝撃を使用する時は周囲5メートル付近に人がいないかを確認し、回転の右側を卵塊に当てるように作業をしてください。回転の左側を当てると卵を含む飛散物が作業者に飛んでくる恐れがあります。必ず長袖、長ズボンで肌の露出を減らすようにしてください。
貝撃は全国の農機販売店様でご購入可能となっております。
貝撃の動画一覧
農業系YouTuber「かぼすTV」様から紹介していただきました。
農業系YouTuber「鈴木農園TV」様から紹介していただきました。
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