恒温槽紹介【設備】
恒温槽
環境設定温度:-30℃~+80℃
試験室内寸法:W1970mm×H2400mm×D1970mm
・室内温度を一定に保つことができます。
・当社では主に保冷ボックスの性能試験に使用。
・室内が広く、カゴ車などの大きな対象物にも利用できます。
凍結庫
凍結温度:-20℃~-40℃
・主に蓄冷材の冷却用です。
・蓄冷材には様々なグレードあり、そのグレードに合わせて冷却できます。
〈蓄冷材や食品、食材を-35℃に凍結させた例〉
主に蓄冷材の冷却に使用していますが、要望により実際に食材(精肉、アイスクリーム、冷凍食品)を凍結した際の写真です。
冷凍温度:-15℃~-25℃
冷蔵温度: -6℃~+12℃
・主に蓄冷材とテスト対象物の冷却に使用します。
・テスト対象物、またはペットボトルに水を入れて代用します。
〈内容物に見立て、水を入れたペットボトルを凍結した例〉
・ペットボトルの水の容量は500cc一定にしております。
・要望により、0℃の液体や-20℃の氷の状態にして試験を行っています。
恒温槽 操作パネル【例1】
〈室内温度を-20℃から+35℃に設定(運転開始直後)〉
・恒温槽室内温度を制御します。
・温度はプログラム設定も可能で、室温を-20℃まで一旦冷却し、一気に+35℃環境に変更した際の写真です。
恒温槽 操作パネル【例2】
〈プログラム運転設定(+40℃設定で24時間後に終了)〉
・常温温度+20℃からスタートし、+40℃の一定温度を24時間連続運転を実施したものです。
・プログラム運転では、例として+20℃で6時間、+30℃で6時間、+40℃6時間の連続運転も可能です。
データロガー(温度計)
〈指定測定箇所にセンサーを取り付け指定間隔(分単位)で自動記録〉
・温度計は試験内容に合わせて記録方法を変更できます。
・測定は最大16箇所で可能です。
恒温槽【試験例】
(対象品の外寸:W1100mm×H1000mm×D1000mm)
-35℃で凍結させた蓄冷材を28箇所のポケットにセットし準備します。
ペットボトル5本入りの箱を20個作成。
ペットボトルは合計100本になります。
複数ボックス比較試験
異なる断熱材で同サイズの保冷ボックスを作成。
+35℃環境で12時間実施し、各ボックスの保冷効果を試験した際の写真。
蓄冷材の性能試験
蓄冷材の性能の比較試験です。
グレード毎の温度変化を比較した際の写真。